遺品整理士は、遺品整理に関する専門知識と技術を持ち、親族だけでは整理が難しい場合に代わって遺品整理を行う専門家です。民間の資格で一般財団法人遺品整理士認定協会が認定しています。
遺品整理士とは
【遺品整理士がいることのメリット】
1. 専門知識によるスムーズな整理
遺品の仕分け、処分、貴重品の見分け方、行政の手続きの精通。
効果的かつ丁寧に作業を進めるうえで良いサポーターに。
2. 心理的なサポート
遺品整理は精神的にとても負担。
そこで遺族の気持ちに寄り添いながらサポートしてくれるので、
「一人で抱え込まなくてもいい」という安心感があります。
3. 法令を守った正しい処分
ゴミの分別や廃棄物処理には法律の規制があります。
遺品整理士は、これらのルールを理解しており、
適切な処理業者と連携して正しく対応してくれます。

4. 遺品の買取やリユースの提案
価値のある遺品を見極め、買取業者やリユース先を紹介してくれる場合も。
不要なものをただ捨てるのではなく、有効活用する道が開けます。
5. 時間と労力の節約
特に仕事や家事で忙しい人にとって、遺品整理を一から自力で行うのは大変〜。
遺品整理士に任せることで、短時間で整理が完了し、心身の負担も減ります。
6. トラブル回避につながる
相続や遺産分割に関わる品についても、第三者の視点で中立的に仕分けることで、
家族間のトラブルを未然に防ぐことができます。
遺品整理士の資格ってどんなもの?
試験範囲の詳細
- 遺品整理の基本的なプロセスと手順
- 廃棄物処理法や消費者契約法など関連法令の遵守
- 遺品の仕分けや保管、適切な廃棄方法
- 遺族の心理的配慮や倫理的な対応
- 実務的なスキル(効率的な仕分け、安全な搬出方法、依頼者とのコミュニケーション能力)
試験形式と難易度
- 試験はレポート提出のみ
- 筆記試験や実技試験はなし
- 合格率は約65%
- 内容をしっかり理解していないと不合格になる
- 通信講座で学習
- 2ヶ月程度でレポート提出
受験費用と資格維持
- 通信講座の受講料は約25,000円
- 合格後に認定手続き代や会費として10,000円が必要
- 資格の有効期間は2年間
- 更新には年会費の支払いが必要
資格を持っている人がいると安心
遺品整理士の試験は、遺品整理の基礎知識から法律、倫理、実務スキルまで幅広く、合格率は約65%と比較的取りやすい資格。ではありますが、レポートの提出があり取得まで内容の理解を必要としているので持っている事業者さんの方が安心というのがわかりますね。
優良業者の特徴
1.遺品整理士の資格を持つスタッフが在籍
一般社団法人 遺品整理士認定協会が発行する資格です
専門知識と倫理観をもって対応してくれます
2.見積もりが明確・追加費用なし
作業前に詳細な見積書を提示
後から不明な追加料金を請求されない
3.遺品の取り扱いに配慮がある
故人や遺族の想いに配慮しながら丁寧に作業
供養・形見分け・貴重品の仕分けも対応
4.不用品の適正な処分
廃棄物処理法などの法律を守り、適正処分
一部はリサイクルや寄付にも対応
5.古物商許可や一般廃棄物収集運搬業の許可を取得
買取・運搬・廃棄まで正規の手続きで行える
6.遺品整理士認定協会の優良事業所に認定されている
協会サイトにて「優良事業所一覧」が公開されています